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ZIP暗号化アクションとは

tip

ポリシーに関する各種上限値についてはこちらを参照してください。

概要

ZIP暗号化アクションが適用されると、メールに添付されたファイルをパスワード付きZIPファイルに変換して送信します。
暗号化パスワードは、暗号化パスワード通知メールとして別メールで送信します。

暗号化タイプの属性

暗号化タイプの属性一覧は以下の通りです。

属性説明
名前暗号化タイプの名前です。
ユニークな名前となる必要があります。
説明暗号化タイプの説明です。
暗号化方式添付ファイルをZIP暗号化する際に使用する暗号化方式を以下から選択します。
ZipCrypto
標準的な暗号化方式であるZipCryptoを使用します。
AES-256
高度な暗号化方式である256ビットAESを使用します。
本暗号化方式で暗号化された添付ファイルはWindows 11等の標準機能では解凍することができません。受信者側で256ビットAESに対応した解凍ツールが必要となりますのでご注意ください。
暗号化パスワード種別添付ファイルをZIP暗号化する際に使用する暗号化パスワードの種別を以下から選択します。
自動生成パスワード
システムが自動生成したパスワードを使用します。
固定パスワード
固定パスワードを使用します。
自動生成パスワードの文字数自動生成パスワードの文字数を以下から選択します。

8文字
16文字
32文字

※ [暗号化パスワード種別]が自動生成パスワードの時に有効な項目です。
自動生成パスワードの記号有効化自動生成パスワードに記号を含めるか否かを指定します。記号を含めない場合は英数字のみでパスワードを生成します。

※ [ 暗号化パスワード種別]が自動生成パスワードの時に有効な項目です。
自動生成パスワードに含める記号自動生成パスワードに含める記号を指定します。!"#$%&'()*+,-./:;<=>?@[\]^_`{|}~が使用可能です(複数、重複可)。

※ [自動生成パスワードの記号有効化]が有効の時に有効な項目です。
固定パスワード固定パスワードを1桁以上64桁以下の半角英数記号から構成される文字列で指定します。
固定パスワードには変数が使用可能です。使用可能な変数については下記のNOTEを参照してください。

※ [暗号化パスワード種別]が固定パスワードの時に有効な項目です。
再暗号化防止再暗号防止機能を有効化するか否かを指定します。
有効の場合は、添付ファイルが既にZIP暗号化されていた場合に再暗号化を行いません。
ただし、この場合、ZIP暗号化されているファイルとされていないファイルが混在するメールは破棄されますので、ご注意ください。
暗号化添付ファイル名(拡張子除く)暗号化添付ファイル名の拡張子を除く部分を指定します。
暗号化添付ファイル名には\/:*?"<>|を含めることはできません。また、先頭はドット(.)から始まることはできません。
暗号化添付ファイル名(拡張子除く)には変数が使用可能です。使用可能な変数については下記のNOTEを参照してください。
暗号化添付ファイル名の拡張子暗号化添付ファイル名の拡張子を指定します。
半角英数字と記号(._-)が使用可能です。先頭のドット(.)の有無は問いません。
暗号化添付ファイルのContent-Type暗号化添付ファイルのContent-Typeを指定します。
暗号化添付ファイル内のファイル名の文字コード暗号化添付ファイル内のファイル名の文字コードを以下から選択します。
Shift_JIS
UTF-8
ただし、ファイル名にShift_JISの範囲外の文字が使用されている場合は本項目の設定値に関わらず文字コードはUTF-8となります。
内部ドメイン向け添付ファイル暗号化除外内部ドメインの宛先に対しても添付ファイルを暗号化するか否かを指定します。
本設定が有効の場合は、内部ドメインの宛先に対しては添付ファイルは暗号化されません。
暗号化除外メールアドレス添付ファイルを暗号化せず送信する宛先のメールアドレスを指定します。
設定可能なメールアドレス数の上限はこちらを参照してください。
メールアドレスは、追加リンクをクリックして1件ずつ追加するか、一括編集リンクをクリックして一括で編集することが可能です。
暗号化パスワード通知送信方法暗号化パスワード通知の送信方法を以下から選択します。
自動送信
暗号化パスワード通知を自動送信します。
手動送信
暗号化パスワード通知を手動送信します。
通知OFF
暗号化パスワード通知を送信しません。
本設定を選択した場合、メールの送信先には、暗号化パスワード通知とは別の方法(電話等)で暗号化パスワードを伝えてください。
暗号化パスワード通知送信までの遅延時間添付ファイルをZIP暗号化したメールを配送後、暗号化パスワード通知を送信するまでに待機する時間を分で指定します。
0~60分が指定可能です。0分を指定した場合は、遅延時間無しで暗号化パスワード通知が送信されます。

※ [暗号化パスワード通知送信方法]が自動送信の時に有効な項目です。
送信者への暗号化パスワード通知の有効化暗号化パスワード通知メールを送信者にも送信するか否かを指定します。

※ [暗号化パスワード通知送信方法]が自動送信または手動送信の時に有効な項目です。
暗号化パスワード通知メールテンプレート暗号化パスワード通知メールテンプレートを選択します。
暗号化パスワード通知メールテンプレートの設定方法についてはこちらを参照してください。

※ [暗号化パスワード通知送信方法]が自動送信または手動送信の時に有効な項目です。
自動挿入文の有効化添付ファイルが暗号化されたメールの本文に自動的にメッセージを挿入するか否かを指定します。
自動挿入文テンプレート添付ファイルのZIP暗号化が行われたことを示す自動挿入文のテンプレートを選択します。
自動挿入文テンプレートの設定方法についてはこちらを参照してください。

※ [自動挿入文の有効化]が有効の時に有効な項目です。
ZIP暗号化通知メールテンプレートZIP暗号化通知メールテンプレートを選択します。
ZIP暗号化通知メールテンプレートの設定方法についてはこちらを参照してください。

※ [ZIP暗号化通知メールテンプレート]を選択しなかった場合は、標準のZIP暗号化通知メールが送信されます。
note

固定パスワードには以下の変数が使用可能です。

変数名説明
$YEARメール送信日時の年(2021等)に置換されます。
$MONTHメール送信日時の月(01等)に置換されます。
$DAYメール送信日時の日(01等)に置換されます。

暗号化添付ファイル名(拡張子除く)には以下の変数が使用可能です。

変数名説明
$YEARメール送信日時の年(2021等)に置換されます。
$MONTHメール送信日時の月(01等)に置換されます。
$DAYメール送信日時の日(01等)に置換されます。
$HOURメール送信日時の時間(01等)に置換されます。
$MINUTEメール送信日時の分(01等)に置換されます。
$SECONDメール送信日時の秒(01等)に置換されます。