ポリシーを一括追加する
以下では、ポリシー画面からアクセス可能なポリシー一括追加画面で可能な操作について記載します。
ポリシー一括追加画面

ポリシーの一括追加
ポリシー一括追加画面で以下の項目を入力し、[一括追加]をクリックしてポリシーを一括追加します。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| CSVファイルを選択 | [CSVファイルをダウンロード]リンクをクリックしてダウンロードしたCSVファイルにポリシー情報を追加したものを選択します。 CSVファイルのフォーマットは一括追加で使用するCSVファイルのフォーマットを参照してください。 |
| 更新オプション | 以下のいずれかの更新オプションを選択してください。追加・更新洗い替え |
ポリシー一括追加時は以下に注意してください。
- ファイルサイズの上限は10MiBです。
- ファイル内に50件までポリシーを指定可能です。
- ファイル内に重複するポリシー名は指定できません。
- ファイル内のいずれかのポリシーで項目チェックエラーやDB更新エラー等のエラーが発生した場合は一括追加失敗となり、ポリシーの状態は一括追加実行前の状態となります。
- ファイル内のポリシーの優先度はファイルの上部で定義されたポリシーが上位の優先度となります。
- ファイル内のポリシー名と同じポリシーが既に登録されていた場合は、該当ポリシーをファイル内の情報で更新します。ただし、アクションを変更することはできません。
また、該当ポリシーの優先度は、選択した更新オプションに応じて以下の通りとなります。追加・更新の場合。ファイル内のポリシーの優先度となりますが、ファイル内に存在しない登録済みポリシーの優先度よりは下位の優先度となります。洗い替えの場合。ファイル内のポリシーの優先度となります。
- ファイル内のポリシー名と同じポリシーが登録されていない場合は、該当ポリシーを追加します。
また、該当ポリシーの優先度は、選択した更新オプションに応じて以下の通りとなります。追加・更新の場合。ファイル内のポリシーの優先度となりますが、ファイル内に存在しない登録済みポリシーの優先度よりは下位の優先度となります。洗い替えの場合。ファイル内のポリシーの優先度となります。
- ファイル内に存在しないポリシー名のポリシーが登録されていた場合は、該当ポリシーは選択した更新オプションに応じて以下の通りとなります。
追加・更新の場合。該当ポリシーはそのまま残ります。洗い替えの場合。該当ポリシーは削除されます。
一括追加で使用するCSVファイルのフォーマット
| No | ヘッダー項目名 | 必須 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 1 | MailFlowType | ○ | ポリシーの送受信種別を指定します。以下の値が指定可能です。OUTBOUND(送信)INBOUND(受信)※ 本項目は受信連携オプションが無効の場合は OUTBOUND固定となるため指定不要です。本項目を指定した場合は無視されます。例) OUTBOUND |
| 2 | Name | ○ | 256文字以内でポリシーの名前を指定します。 例) Box連携ポリシー |
| 3 | Description | 1024文字以内でポリシーの説明を指定します。改行を含めたい場合は\nと入力します。 例) ポリシーの短い説明。\nポリシーの長い説明。 | |
| 4 | Enabled | ○ | ポリシーを有効化するか否かを指定します。TRUEまたはFALSEが指定可能です。※ 大文字小文字は区別しません。 例) TRUE |
| 5 | PolicyGroupNames | ポリシー適用対象のグループ名を指定します。カンマ区切りで複数指定可能です。 ※ 指定可能なグループ数の上限はこちらを参照してください。 ※ グループ名は「種別/表示名」の形式で指定します。種別は以下の値が指定可能です。 365Alert(365 Alert)AzureAD(Azure AD)Policy(ポリシー)※ グループ名に「,」または「\」が含まれる場合は、「,」と「\\」にそれぞれ置き換える必要があります。 ※ EnterpriseとStandardのテナントポリシーの場合に指定可能な項目です。その他のポリシーでは、本項目には空文字列を指定します。 例) Policy/Box連携ポリシー適用グループ1,365Alert/Box連携ポリシー適用グループ2 | |
| 6 | PolicyNotGroupNames | ポリシー適用除外対象のグループ名を指定します。カンマ区切りで複数指定可能です。 ※ 指定可能なグループ数の上限はこちらを参照してください。 ※ グループ名は「種別/表示名」の形式で指定します。種別は以下の値が指定可能です。 365Alert(365 Alert)AzureAD(Azure AD)Policy(ポリシー)※ グループ名に「,」または「\」が含まれる場合は、「,」と「\\」にそれぞれ置き換え る必要があります。 ※ EnterpriseとStandardのテナントポリシーの場合に指定可能な項目です。その他のポリシーでは、本項目には空文字列を指定します。 例) Policy/Box連携ポリシー適用除外グループ1,365Alert/Box連携ポリシー適用除外グループ2 | |
| 7 | ConditionName | 256文字以内でポリシー適用条件の名前を指定します。 例) 添付ファイル付き | |
| 8 | Condition | ポリシーを適用する条件を指定します。ポリシー適用条件の名前を指定した場合に必須の項目です。 フォーマットについてはこちらを参照してください。 例) (attachment -exists true) | |
| 9 | NotConditionName | 256文字以内でポリシー適用除外条件の名前を指定します。 例) 宛先がグループ会社 | |
| 10 | NotCondition | ポリシーの適用を除外する条件を指定します。ポリシー適用除外条件の名前を指定した場合に必須の項目です。 フォーマットについてはこちらを参照してください。 例) (anyRecipientDomain -eq 'example.com') | |
| 11 | Action | ○ | アクションを指定します。以下の値が指定可能です。IMMEDIATE_DELIVER(即時配送)IMMEDIATE_DISCARD(即時破棄/送信ブロック)PAUSE_MAIL_DELIVERY(配送保留/送信Alert表示)SKIP_RULES(ルールスキップ)MANAGER_CC(上司CC)ZIP_ENCRYPTION(ZIP暗号化)SKIP_ZIP_ENCRYPTION(ZIP暗号化スキップ)LINK_SHARING(リンク共有)SKIP_LINK_SHARING(リンク共有スキップ)BCC_ENFORCEMENT(BCC一括変換)AUTO_INSERT_TEXT(自動挿入文)THIRD_PARTY_APPROVAL(第三者承認)※ アクションごとの利用可能なプランはこちらを参照してください。 例) LINK_SHARING |
| 12 | Location | ○ | ポリシーが適用される場所を指定します。以下の値が指定可能です。SERVER(サーバー)OUTLOOK_ADD_IN(Outlook Add-in)※ アクションごとの利用可能なポリシー適用場所はこちらを参照してください。 例) SERVER |
| 13 | ImmediateDiscardNotificationMailTemplateName | △ | 256文字以内で使用する破棄通知メールテンプレートの名前を指定します。 ※ アクションが IMMEDIATE_DISCARDかつLocationがSERVERの場合に指定可能な項目です。それ以外の場合は、本項目には空文字列を指定します。※ 指定しなかった場合は、標準の破棄通知メールが送信されます。 例) 破棄通知メールテンプレート |
| 14 | ManagerCcRecipientType | △ | 上司のメールアドレスの追加先を指定します。以下の値が指定可能です。CC(CCに付与)BCC(BCCに付与)※ アクションが MANAGER_CCの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は、本項目には空文字列を指定します。例) BCC |
| 15 | EncryptionTypeName | △ | 256文字以内で使用する暗号化タイプの名前を指定します。 ※ アクションが ZIP_ENCRYPTIONの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は、本項目には空文字列を指定します。例) 暗号化タイプテスト |
| 16 | LinkSharingTypeName | △ | 256文字以内で使用するリンク共有タイプの名前を指定します。 ※ アクションが LINK_SHARINGの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は、本項目には空文字列を指定します。※ MailFlowTypeで指定した送受信種別と同じ送受信種別のリンク共有タイプを指定します。 例) リンク共有タイプテスト |
| 17 | BccEnforcementExternalAddressOnly | △ | BCC一括変換時に外部アドレスの宛先のみをBCCに変換するか否かを指定します。TRUEまたはFALSEが指定可能です。※ 大文字小文字は区別しません。 ※ アクションが BCC_ENFORCEMENTの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は、本項目には空文字列を指定します。例) TRUE |
| 18 | BccEnforcementAddSenderToToHeader | △ | BCC一括変換時にTOに送信者アドレスを挿入するか否かを指定します。TRUEまたはFALSEが指定可能です。※ 大文字小文字は区別しません。 ※ アクションが BCC_ENFORCEMENTの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は、本項目には空文字列を指定します。例) FALSE |
| 19 | BccEnforcementBccConvertSelect | △ | 送信時にBCC変換するか選択可能とするか否かを指定します。TRUEまたはFALSEを指定します。※ 大文字小文字は区別しません。 ※ アクションが BCC_ENFORCEMENTの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は本項目は空文字列を指定します。※ Locationが SERVERの場合は本項目はFALSEを指定する必要があります。例) FALSE |
| 20 | AutoInsertTextTemplateName | △ | 256文字以内で使用する自動挿入文テンプレートの名前を指定します。 ※ アクションが AUTO_INSERT_TEXTの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は、本項目には空文字列を指定します。例) 全社共通署名 |
| 21 | ApproverType | △ | 第三者承認時の承認者種別を指定します。以下の値が指定可能です。USER(ユーザー)GROUP(グループ)※ アクションが THIRD_PARTY_APPROVALの場合に必須な項目です。その他のアクションの場合は、本項目には空文字列を指定します。例) USER |
| 22 | Approvers | △ | 承認者を指定します。承認者種別に指定した値に応じて、以下の通りに値を指定します。USER 承認者のメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数指定可能です。GROUP グループ名を1つ指定します。※ アクションが THIRD_PARTY_APPROVAL |