Skip to main content

内部ドメインとは

tip

内部ドメインに関する各種上限値についてはこちらを参照してください。

概要

内部ドメインは、メールアドレスが内部か外部か判定するために使用します。
内部判定時には、内部ドメインの設定に関わらず外部と判定する除外アドレスも指定可能です。

内部ドメインの属性

内部ドメインの属性一覧は以下の通りです。

項目名説明
適用範囲内部ドメインをどの範囲のユーザーに適用するかを決定します。
以下の適用範囲が存在します。

テナント テナントに所属する全ユーザー。
グループ 該当グループをプライマリグループとする全てのユーザー。
ユーザー ユーザー個人。
内部ドメイン名内部判定時に使用するドメイン名です。
内部ドメイン判定種別内部判定時に使用する一致種別です。以下の内部ドメイン判定種別が存在します。

後方一致 内部ドメイン名に後方一致するドメインを内部と判定。
完全一致 内部ドメイン名に完全一致するドメインを内部と判定。
前方一致 内部ドメイン名に前方一致するドメインを内部と判定。
説明内部ドメインの説明です。
状態内部ドメインの状態です。以下の状態が存在します。

有効
無効

除外アドレスの属性

除外アドレスの属性一覧は以下の通りです。

項目名説明
適用範囲除外アドレスをどの範囲のユーザーに適用するかを決定します。
以下の適用範囲が存在します。

テナント テナントに所属する全ユーザー。
グループ 該当グループをプライマリグループとする全てのユーザー。
ユーザー ユーザー個人。
除外アドレス内部ドメインの設定に関わらず外部と判定するメールアドレスです。
除外アドレス内のアスタリスク(*)は0文字以上の任意の文字列とみなします。
アスタリスク(*)を文字として設定することはできません。
説明除外アドレスの説明です。
状態除外アドレスの状態です。以下の状態が存在します。

有効
無効

メールアドレスの内部判定

ユーザーがあるメールアドレスを内部判定する手順は以下の通りです。

  1. ユーザーに紐付く状態が有効テナント内部ドメイングループ内部ドメインユーザー内部ドメインをリストアップします。
  2. メールアドレスが1.でリストアップした内部ドメインのいずれかに一致した場合は3.に進みます。一致しない場合は外部と判定します。
    一致判定時は、メールアドレスのドメイン部と内部ドメインの[内部ドメイン名]を[内部ドメイン判定種別]にしたがって一致させます。
  3. ユーザーに紐付く状態が有効テナント除外アドレスグループ除外アドレスユーザー除外アドレスをリストアップします。
  4. メールアドレスが3.でリストアップした除外アドレスのいずれかに一致した場合は外部と判定します。一致しない場合は内部と判定します。
    一致判定時は、除外アドレス内のアスタリスク(*)は0文字以上の任意の文字列とみなします。